組織変革

ゴッホの言葉で、好きな言葉があります。
美しい景色を探すな。
景色の中に美しいものを探すのだ。



自分の居る環境も、しかり。
居心地のいい場所を探し求めることも
幸せに生きるひとつの方法かもしれない。
そうではなく、
自分が置かれている今の居場所の中に、
美しいものを探すこともできる。

今、自分の存在する組織の立て直しに
取り組んでいます。
課題が多い組織なのですが、
だからといってそこから逃げるのではなく、
その組織の中で自分の役割を作る、
そこにいる人の良さを見出す、
流れを良くして、
それぞれがより活躍できるしくみを整える。
そんなことに取り組みながら思うこと。
組織のありたい姿、理想像と、
現状とのギャップを埋めるために、
しくみを整えたり、
今までのやり方を改革していくことに
取り組むうえで、
組織が、個の心の集合体であるということを忘れてはいけないということ。
以前読んだ、この本にも書かれていました。

プロファシリテーターの
どんな話もまとまる技術(田村洋一著)

組織を相手にする時の鉄則は、
組織そのものを相手にしないということ
組織というのは、
人との関わり合いによって、
成り立っているもの。

だからといって、
組織を変えようとするときに、
人を変えようするのは、これまた、
違うのです。
組織改革などに取り組んでいる立場の人が、
自分たちを変革の対象から
外においてしまうと、
他者に変わって欲しいと願ってしまい、
いつの間にかスタンド席から
野次を飛ばす観客に
なってしまうこともあるかもしれない。
人を変えようとしても、
他者の心は決して変えることはできない。
それでは、組織改革はうまくいかない。  
だから、個々の心を大切にしながら、
それぞれが活動しやすいように、
システム、仕組みを
変えていくということを
実践していこうと思います。


Life is beautiful

こころとからだを調えて、個人や組織が本来持っている可能性を最大限に発揮し合うことで、よりしあわせに生きる人が増えることを願っている、cocokara_labo のブログです。