ルールと自由

娘が大学の入学式に出席するにあたり、

どんな服装にするのか考えたときに

とりあえず、検索してみました。


「大学 入学式 服装」


検索でわかったのは、

ほとんどの人が

リクルートスーツ

だということ。

昨年の式の写真を見ても、

そうでした。


そういうものか、

スーツは持っていないから、

この機会に買えば、

葬祭などにも使えるし、

と思い、購入。


実際に、式に出ていた学生の

ほとんどが、リクルートスーツでした。


とは言え、

そういったルールがあるわけでもなく、

ドレスコードが決まっているわけでも

ありません。


なんとなく、

みんなそうだろうという

曖昧な判断による無難な選択。


ルールが無いことを知らなかったり、

ルールが曖昧であるとき、

人は、判断基準を狭めてしまう傾向があります。


これさえ守っていれば、

あとは個人の判断に任せるという、

本質的なルールが共有できていれば、

個々の選択、行動は、より自由になり、

その人らしく力を発揮することができます。


「してはいけない」で縛るルールではなく、

目的を実現するために必要なルール。


会社などの組織においても、

経営理念や、ビジョン、

それに基づく本質的な行動規範が

明文化され、共有されることで、

その中の個々が、自主性を持って、

能力を発揮し、結果、チーム力が向上し、

成果が出せる組織になります。


ルールがあるから、自由になれる


そんなことを思った入学式でした。

Life is beautiful

こころとからだを調えて、個人や組織が本来持っている可能性を最大限に発揮し合うことで、よりしあわせに生きる人が増えることを願っている、cocokara_labo のブログです。