unlearn

私は学びが好き。

その学びについて、考えてみた。

私にとって学びってなんだろう?
何のための学びなんだろう?

考えていたときに、浮かんだ言葉。

unlearn


unとは、ほぐす、ゆるめる、取り外す
という意味があって、

unlearnは、

知識を捨て去る、
知識・先入観・習慣などを手放す

ということ。

今まで、知らないことを知りたい、
いろんな知識を身に付けたい

と新しいことを見聞きすることが
楽しいと思っていたけれど、

前回の記事に書いた、
マルセル・プルーストの、

真の発見の旅とは、
新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ

という言葉を知ったとき、
新しいこと、未知なるものをみるときに
先入観があることで、
そのもののあるがままを見ていない自分に
気づいた。


無意識のうちに、
自分を縛っている何かがあり、
それはまるで、
既製品のサイズが合わない窮屈な服を
纏っている状態。
動きも制限されて、
なんだか心地悪い違和感もあったりする。

その違和感に気づいて、
その服を一度脱ぎ、
自分の体に合った服を編み直していく。

そういう学びが、いまのわたしには
必要なんだ。

それほんと?
ほんとに、それ必要?

今まで見て見ぬ振りをしてきた、
小さな違和感や疑問に対して、
丁寧に向き合い、
新たなに生まれる感情を探っていく。

そうやって、自分の気持ちに誠実に、
ごまかすことなく吟味を続けていったら、
その先に何かがみえてくるかも。

どんな結果が出たとしても、
それを受け入れる。

ここに行こうという目的地への旅ではなく、
この探究の先に、
何があるかはわからない、
まったく未知の土地を旅する覚悟。



人が旅をする目的は、到着ではない。旅をすることそのものが旅なのだ。(ゲーテ)

Life is beautiful

こころとからだを調えて、個人や組織が本来持っている可能性を最大限に発揮し合うことで、よりしあわせに生きる人が増えることを願っている、cocokara_labo のブログです。